全国各地で多くの方にお会いすると、「私がよく行くお店の店主は、京都造形芸大の卒業生と言っていました」「私の使っているこの商品、貴学の卒業生の方の作品です」とご紹介いただくことが多々あります。私たちが知っているお店もあれば、「えっ!?そんなところで」と思わぬ出会いに嬉しくなることもあります。

この度の「開学40周年事業」の目的は、卒業生の皆さんの活動を可視化することにより、新たなつながりを創出することです。そこで全国各地で活動されている卒業生の取り組みをお伝えしたいと考えて生まれたのが、この「卒業生のいるお店」のWEBサイトです。

お届けしたいものは商品自体の魅力はもちろんですが、その卒業生の方の想いや考え、出会いなどの物語です。「いいな」と思われたら是非そのお店に行ったり、コンタクトをとってみてください。そこから新たな「つながり」が生まれることを期待しています。

京都造形芸術大学 事務局長 吉田大作

卒業生の情報を教えてください。

「卒業生のいるお店」では、これからも京都造形芸術大学・京都芸術短期大学 卒業生の活動を随時発信していきます。自薦・他薦問いません。

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・紹介したい卒業生のお名前、活動内容、活動場所、連絡先(電話やメール等)
・紹介者(メール送付者)のお名前、連絡先

岐阜県

“ちゃわんむし”が集まる陶芸教室

浅野 孝之さん 祐貴子さん(陶芸教室ちゃわんむし 経営)
2008年 美術工芸学科 卒業(孝之さん・祐貴子さん)
2010年 大学院芸術表現専攻(修士課程)修了(孝之さん)

浅野さん夫妻が営む「陶芸教室ちゃわんむし」は岐阜県各務ヶ原市にあります。
教室の名前である「ちゃわんむし」とは、「陶芸(ちゃわん)に夢中(むし)になる人」という意味です。「敷居が高いと思われがちな陶芸の楽しさに、夢中になってほしい」孝之さんの言葉どおり、祐貴子さんの提案で始まったアクセサリーコースでは、色を練りこんだ土をクッキー型で抜いてかたちをつくります。誰にでも始めやすい気軽さで、子どもや若い女性にも大人気です。
おふたりの出会いは学生時代。いつか岐阜で陶芸教室をしたいね、と話しあい、喫茶店で並んで描いたスケッチを3年がかりでかたちにしました。教室の設計やショップカードのデザインは夫妻の友人によるもの。教室を会場にして、知り合いのアーティストがコンサートや手づくり市を行うこともあるそうです。たくさんのつながりが、ふたりを囲んでいます。
「よいご縁がいっぱいあって、こんなことをできているんです」と祐貴子さん。本格的に陶芸を習う人から、おしゃべりを楽しみにくる人まで。陶芸と、ふたりのあたたかさに夢中になった人たちが、今日も「ちゃわんむし」に集まります。

text:鈴木さや香/photo:CHIMASKI/August, 2016

  • カフェとまちがって来るお客さんもいるという素敵な教室の外観。

  • 教室の名前はお客さんが覚えやすいように、固有名詞で、と決めていたそうです。

  • 生徒さんが作った茶碗等も並んでいます。

  • 開業以来、孝之さんが書き続けている『月刊ちゃわんむし』。
    お客さんにも人気で、「今月のある?」と聞かれるほど。「今月のちゃわんむし賞」や、子ども向けの「先生とゆきちゃん先生を探せ!!」など、お楽しみもあります。

  • 明るい雰囲気の教室。ふたりの手づくりがいっぱいです。

お店について

陶芸教室 ちゃわんむし

〒504-0046 岐阜県各務原市那加長塚町1丁目115番地
TEL&FAX 0583-37-8446
定休日 月曜・火曜

http://www.chawanmushi115.com/

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卒業生の紹介

浅野 孝之(あさの たかゆき)

1985年、岐阜県生まれ。京都造形芸術大学美術工芸学科卒業、同大学院芸術表現専攻(修士課程)修了。大学での技官などを経て、岐阜で陶芸教室「ちゃわんむし」を開業。陶芸作家として作品の発表も行う。教室では「先生」。

浅野 祐貴子(あさの ゆきこ)

1986年、大阪府生まれ。京都造形芸術大学美術工芸学科卒業。卒業後スキューバダイビングのインストラクターなどを経て、同級生だった孝之さんとの結婚を機に岐阜へ。教室での愛称は「ゆきちゃん先生」。

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