ちょっと贅沢な家庭料理「逸京」
植浦 基暁さん(NEEDS DESIGN 代表取締役)
2004年 環境デザイン学科 卒業
“ちょっと贅沢な家庭料理”というコンセプトのもと、京都市・岩倉に「逸京」はオープンしました。植浦さんにとって京都は大学時代から多くの人と出会った場所。
研究熱心な植浦さんはこの場所で「社会に対して何ができるのか」自問自答しながら、挑戦し続けます。
逸京の調味料の原材料表記をみてみると、とてもシンプル。それだけ“素材そのもの”が活きているという証拠です。無添加で作られているため、新鮮な状態でお召し上がりいただけます。「だからといって、素材にこだわり過ぎて、(お客様の)ニーズから離れてしまってはいけない」と語る植浦さん。調理場で腕を振るう職人とともに、食べてもらう人を思いながら野菜や調味料を選んでいると、自然と“いい”ものが見えてくるのだそう。その思いを表現した逸京のお惣菜たちは、まさに逸品です。
text:木村郁花/photo:CHIMASKI/June, 2016
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お惣菜で彩られた店内。お会計を済ませ「ありがとう」と帰る常連さんはお料理を見て、とても嬉しそうに笑顔をこぼします。
「ここは地元のネットワークが強く、おかげさまでオープン当時も口コミで話題になりました」と語る植浦さん。感謝の気持ちが笑顔になって表れる素敵な空間です。 -
お店の裏は、調理場です。
家庭の定番料理から旬の食材を使った季節のお惣菜などを、実際に料亭で腕を振るっていた料理長が調理します。
逸京デリ —Ikkei Deli—
〒606-0029 京都市左京区岩倉北平岡町1番地
TEL 0120-706-616(携帯電話からは075-706-6166)
営業時間 11時〜19時
定休日 水曜日
http://www.kyoto-ikkei.com/
植浦 基暁(うえうら もとあき)
1982年、兵庫県生まれ。株式会社ニーズデザイン代表取締役社長・クリエイティブディレクター。京都造形芸術大学環境デザイン学科卒業。大学卒業後、一般企業に就職。職場での経験と学生時代の教員免許取得の経験から、自ら「知育」「食育」「創育」を行う事業を立ち上げる。
「文化の担い手である子供たちの能力を引き出す。そのためにも、われわれの活動が一過性のものにならないように」という思いを持ちながら、プロセスやストーリーに重点を置いたものづくりを行う。
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