全国各地で多くの方にお会いすると、「私がよく行くお店の店主は、京都造形芸大の卒業生と言っていました」「私の使っているこの商品、貴学の卒業生の方の作品です」とご紹介いただくことが多々あります。私たちが知っているお店もあれば、「えっ!?そんなところで」と思わぬ出会いに嬉しくなることもあります。

この度の「開学40周年事業」の目的は、卒業生の皆さんの活動を可視化することにより、新たなつながりを創出することです。そこで全国各地で活動されている卒業生の取り組みをお伝えしたいと考えて生まれたのが、この「卒業生のいるお店」のWEBサイトです。

お届けしたいものは商品自体の魅力はもちろんですが、その卒業生の方の想いや考え、出会いなどの物語です。「いいな」と思われたら是非そのお店に行ったり、コンタクトをとってみてください。そこから新たな「つながり」が生まれることを期待しています。

京都造形芸術大学 事務局長 吉田大作

卒業生の情報を教えてください。

「卒業生のいるお店」では、これからも京都造形芸術大学・京都芸術短期大学 卒業生の活動を随時発信していきます。自薦・他薦問いません。

■メールのタイトル
「卒業生のいるお店の紹介」と記載

■本文
・紹介したい卒業生のお名前、活動内容、活動場所、連絡先(電話やメール等)
・紹介者(メール送付者)のお名前、連絡先

千葉県

野菜によって彩られる食事の時間

片岡 智さん(シンパカフェ店主)
2016年 空間演出デザインコース(通信教育学部) 卒業

千葉県、茂原。ここは安定した穏やかな気候のおかげで野菜も元気に育ちやすい地域です。そんな茂原にあるシンパカフェ。ここでは野菜だけで調理される“やさいごはん”をお召し上がりいただけます。
「集まる人たちによって空間は作られます。それを茂原ならではの方法を使って実現したいと考えました。その答えが、やさいごはんでした。」と片岡さんは語ります。
一枚のお皿の上に並べられた何種類もの、色とりどりの野菜。ひとくくりに「野菜」といっても、味も見た目もさまざまです。片岡さんは、ひとつひとつの野菜の特徴を知ることで見事な調和を生みだしました。それはまるで、一人一人違う性格をもった“人”に対する思いを映し出しているかのよう。これらの料理は、食べ応えが十分になるよう味付けも濃くしっかりしていて、一皿で満腹感を得ることができます。これも、思いやりのひとつです。
「料理は人の気持ちを表す」という言葉の通り、そこには“お店に集まる人が一つの空間で分かち合えるように”という片岡さんの気持ちが詰まっています。

text:木村郁花/photo:CHIMASKI/August, 2016

  • 以前はおすし屋さんだった店内。今でも少し名残があります。
    このお座敷も「あえて残した」とのこと。イベントではステージとして使われます。
    シンパカフェで働くみんなの手によって、愛されるお店になりました。

  • 夢は、このトラックで日本中をめぐり、その場所にあった食の空間を演出すること。

お店について

シンパカフェ

〒297-0029 千葉県茂原市高師975-3
TEL 0475-24-1624
営業時間 (ランチタイム)AM 11:30~PM 2:00
     (ナイトタイム)PM 5:00~PM 9:00
※ ナイトタイムは、前日までに要予約 [ ラストオーダー PM 8:30 ]
定休日 月曜・火曜
http://sympacafe.info/

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卒業生の紹介

片岡 智(かたおか さとし)

1972年、千葉県生まれ。シンパカフェ店主。京都造形芸術大学空間演出デザインコース(通信教育学部)卒業。2005年より、「今いる場所の楽しさに気づく場所」をコンセプトに地元・茂原にシンパカフェを開業。営業と同時に、ファーマーズマーケット、アートフェア、クラフトフェアなどに積極的に参加。移動して広がる食空間の模索と同時に、屋外などの特別な食空間の演出など、さまざまに広がる、場・出来事の提案など、京都造形芸術大学通信教育学部での学びを生かした取り組みを行う。

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